発達障害関係の本・ご紹介Blog

~『パパはアスペルガー!』の副ブログ~ 発達障害に関する本の書評を、アスペルガー症候群の夫を持つ配偶者の視点から、書いて見ようと思います。

LD(学習障害)に関する本

障害を知る本 子どものためのバリアフリーブック 8 ~LD(学習障害)の子どもたち 障害を知る本 8

このシリーズは、前回ご紹介した本(シリーズ)と違って、小型の本です。
だけど、これまた充実した内容で、とてもわかりやすくためになりました。

とくに、『例え』が適切でわかりやすいと思いました。

小型本ですが、文章のボリュームはけっこうあるかも。
「うん、うん」「そうかぁ~」
と、うなづきながらかなりの知識を仕入れることができたと思います。


前回ご紹介した本(シリーズ)が、全く初めてこういう本を手にされる方にもおすすめできるものだとすると、この本(シリーズ)は、こういう本を何冊か読んだことのある方でも、読み応えがあるのではないかと思いました。




障害を知る本 子どものためのバリアフリーブック 8
障害を知る本 子どものためのバリアフリーブック 8





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『障害を知ろう! みんなちがって、みんないい 1 ~LD(学習障害)、ADHD(注意欠陥/多動性障害)の友だち』

基本的なコンセプトは先日ご紹介した『発達と障害を考える本 シリーズ』と同じです。

今回ご紹介のこの本(シリーズ)の方が、大判(A4版)で、挿し絵だけでなく写真も取り入れられています。(初版は2005年3月)

全体的にスッキリしたつくりで、私はとても見やすかったです。

海外の情報もあり、巻末には『全巻共通のシリーズさくいん』もありますので、便利です。
内容も充実していますし、漢字には振り仮名がついていますので、親子で読める本(シリーズ)です。

手助けと工夫のページも写真つきで具体的ですので、参考にしやすいと思います。

個人的には、このシリーズの方がおすすめかな…


障害を知ろう! みんなちがって、みんないい 1/土橋圭子【後払いOK】【1000円以上送料無料】
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『きみなら どうする -LDのためのソーシャルスキル-』 

この『きみならどうする LDのためのソーシャルスキル』という本の初版は1991年です。

この4~5年で、発達障碍に関する状況は随分と変わったと思いますので、内容について、多少、現在の一般的な見解とは違ったことが書いてあるかな?と思い、手に取りました。
ですけれど、読んでみて、内容には古臭いところはひとつもなく、十分に役に立つ良書だとわかりました。

この本は、LDの子供向けの本であり、絵本と図解の中間のような形式で、LDの子ども自身が、この本を読みながら学んでいく、自信をつけていく…という形になっています。

登場人物はLDのだいすけ君と、お父さん・お母さん・弟・先生・お友達(4人)です。
だいすけ君が家庭や学校生活の様々な場面で困ったことに出会うと、その都度、その解決法(解決のための考え方)を指導(解説)したり、一緒に考えたりしていく…という形式をとっています。

一つ一つの事例が具体的で、それに対してどうすればよいのか、わかりやすく書いてあり、さらに、編者の上野 一彦 先生が、『カズ先生』として登場し、各事例にワンポイントアドバイスを簡潔にまとめてくれています。

本全体の語り口がとてもやさしく、愛情にあふれていて、この本の制作に携わった方々の思いが、ひしひしと伝わってきて、感動しました。

60ページあまりの本ですが、内容が濃く、本当に手元において実際に役に立つ本だな、と思いました。

LDの子どもだけでなく、アスペルガーや、その他ちょっと個性が強いうちのチビひめなどにも、そのまま応用できると思います。

また、障碍を持たない子どもたちでも、学校生活の中で普通に遭遇するであろう困った場面がたくさん出てきますので、
非発達障碍圏の子どもたちにも、つまりすべての子どもたちに、役立つ本だと思いました。

その証拠に(?)、昨日、もうすぐ3年生が終わり4年生になる息子のノロリは、私がこの本を読むように奨めてもいないのに、自分から手にとって、随分と熱心に長い時間をかけて読んでいました。

ノロリは本好きですが、パラパラッと、あっという間に読んでしまうので、内容が頭に入っているのかいないのか、いつも疑問に思う読み方をする子です。
そのノロリがじっくりとページをめくっていたということは、きっと彼の心に響くもの、参考になるもの、役に立つこと…そんなものがぎっしりだったのではないかと思います。

いつものセリフですが、この本も大人がじっくり読むに値する本です。
というか、お子さんをお持ちの方なら誰でも1度は読んでみる価値ありで、自分の子どもが幼稚園生活や小学校生活をスムーズに送る手助けをするときに、きっと役に立つと思います。








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『ありがとう、フォルカーせんせい』

いただいた子供向けの雑誌の購読サンプルに、『おすすめBOOK欄』がありまして、その月の特集は『障害の本』でした。
みんなと違って生きる、みんなと同じように生きる、という人生にとって大切なことを子供たちに紹介し、知ってもらい、考えてもらおうという主旨で選ばれた本のようです。

驚いたことに、全部で5冊紹介されていたのですが、肢体不自由児が主人公の本3冊。
そして、一冊はアスペルガー症候群の男の子が主人公で、もう一冊はここにご紹介する『ありがとう、フォルカーせんせい』でした。

ひと昔前…というより、数年前では、ありえなかった扱いだと思います。
それだけ発達障害に対する世間の認知度が、上がってきているということではないでしょうか?

1人でも多くの人が、おぼろげながらでも発達障害というものをもつ人々がいるのだ、と認識して過ごしてくれたら、お互いにもっと生きやすくと思います。
なので、ちょっと嬉しかったです。

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本日、図書館の近くに用があったので、ちょっと図書館に寄って探してみたら、児童書のコーナーにちゃんとおいてありました。

パラパラッとめくると、すぐ読めそうだったので、図書館の椅子に座って読み始めたら…
不覚にも涙が止まらなくなってしまい、(ついでに鼻も…)ティシュたくさん使っちゃいました。
その時々の主人公の気持ちが、本当に痛いほど伝わってきて、自分までどうしようもなくつらくなってしまったんです。

この本の主人公はトリシャという女の子です。
5年生になってフォルカー先生に出会うまで、だれも気がつかなかったけれど、トリシャは読み書きのLD(ディスレクシア)を持っています。

絵とともに文章を読んでもらいたいので、内容の紹介はこれ以上は書きません。

対象年齢は小学校中学年からとなっていますが、作者自身が絵も書いていて、児童書というよりは、少し文章が多めの絵本のようなつくりです。

すぐに読めますが、内容はとてもとても濃いです。

絵とその時々のエピソードが、あまりにもマッチしているので、その時々のトリシャの気持ちがくっきりとわかり、トリシャのつらさが自分の心でもはっきりと感じられます。

フォルカー先生は実在の人物で、トリシャは作者のパトリシア・ポラッコ自身がモデルだそうです。


ありがとう、フォルカーせんせい [ パトリシア・ポラッコ ]
ありがとう、フォルカーせんせい [ パトリシア・ポラッコ ]


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もう一冊紹介されていたアスペルガー症候群の男の子が主人公の本は
『ベンとふしぎな青いびん』
キャシー・フープマン・作 代田亜香子・訳 あかね書房 小学校中学年~

です。


ベンとふしぎな青いびん [ キャシー・フープマン ]
ベンとふしぎな青いびん [ キャシー・フープマン ]




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『ディスレクシアなんか怖くない!』

『ディスレクシアなんか怖くない! ~家庭でできる読み書きLD解決法』

この本は、ディスレクシアの解説本ではなく、ご自身がディスレクシアである著者デイビス氏が、ご自身で編み出したディスレクシアの解決法『デイビス方式』の実践・説明の本です。
このデイビス氏の下で多数の方・お子さんが、自身の困難さの解決を得られているとのことです。

第1部から第3部までの、ディスレクシアの説明は、正直言って、ディスレクシアではない私には、あまり理解できませんでした。
理論ではなく、感覚の問題ですので、その感覚を持ち合わせていないと、説明されてもよくわからないのです。
だからといって、インチキくさいとかアヤシイというものでは、ありません。

第4部の『デイビス方式』の実践の仕方は、具体的なので、ディスレクシアの方やお子さんの指導・支援をする方には、とてもわかりやすいと思います。

ただ、役者もあとがきで書いているように、ひとくちにディスレクシアといっても千差万別なので、この『デイビス方式』で劇的に世界が変わる人と、まったく役に立たない人がでてきてしまうのは、仕方がないことのようです。
誰でもが、『デイビス方式』で生活の困難さの解決ができるわけではないということです。
また、一方では、一挙に今までの困難が解消されるくらい効果のある方も多数いらっしゃるようですので、すくなくとも試しにやってみようかな、と実践してみる価値はあるのではないでしょうか?
視覚認知が良い方には、効果があるらしいです。

役者のあとがきからの引用です。
アメリカのデイビス方式を教え子に実践している教育者の言葉だそうです。
「世の中にはいろんな子供がいるのだから、どんなに優れた指導メソッドであっても必ずしもすべての子に合うとは限らない。だからこそ、いろんな方法論があっていいはずだ。こどもたちを支援する側の人間として、一つでも多くの指導技術を学んで選択肢を増やしたい。そうすれば生徒も少しはハッピーになれるかもしれないし、彼らが喜んでくれればそれだけで教える自分もうれしい」


※最初の第1部~第3部で、「この本はちょっと……」と思った方は、第4部だけをお読みになっても良いかと思います。
最初のほうだけ読んで、第4部を読まずに終わる…ことがないといいな、と思います。




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プロフィール
・アスペルガー症候群の夫:Qさん
・1996年生まれの息子:ノロリ
・2001年生まれのLD娘:チビひめ
との生活に、孤軍奮闘中。

メインブログの『パパはアスペルガー!』
で、いろいろ愚痴っています。
はじめにお読みください
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