著者は『アイコ16歳』の作者、堀田あけみさんです。
作家の他に、教育心理学者としても研究を重ねられている著者が、発達障害児の母として、書かれた本です。






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作家の書いた本だからといって、『文学調』の文章で書かれているとの先入観で読み始めた私は、まず、その文体にぶっ飛びました!

“流暢でなめらかで流れるような日本語”
を想定して読み始めたら、ぜんぜん違って“ぶっちゃけ話調”?

正直言うと、むっちゃ若い子の書いた文章みたいで、接続詞の使い方がよくわからなくて、オバサンの私には(といっても著者の年齢とは近いのですが…)とっても読み難かったです。
(途中で意味がわかんなくなって、何度も読み返したり…)


でも、とても心に残って、忘れることのできないフレーズがありました。

今日できたことが、明日もできるとは限らないのが、発達障害




何度も出でくるこのフレーズに触れていて、ハッとしました。

私はつれあいのQさんのアスペルガーのこと、まだまだ理解していなかったんだなぁ~
って。


子供だけではありません。
大人の発達障害者だって、

今日できたことが、明日もできるとは限らない



のは、同じです。


まさにその通りなのに、ついつい日常生活では、そのことを忘れて怒ってしまいます。


頭では理解していたはずのことを、ストンと心に落としてくれたこの本に、感謝します。



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