『気になる子がぐんぐん伸びる授業』は、実用書として、とても使いやすくできています。


気になる子がぐんぐん伸びる授業 [ 品川裕香 ]
気になる子がぐんぐん伸びる授業 [ 品川裕香 ]



まず、事例がマンガで示されているのがわかりすい

そして、各事例に対して、望ましくない対応例と、望ましい対応例が簡潔に書かれているので、
「なるほど!」
と、納得しやすいです。


頭では理解しているけれど、ついついやってしまいそうなNG対応。

この対応がマズイことはわかっているけど、でも、じゃあ、実際どうすればOKな対応なのかわからない。


そんな、親や先生のもどかしい気持ちに、かゆいところに手が届くように答えてくれている本です。


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まず、皆さんにこの本を手にとっていただき、目次にズラッ~っと並んでいる、57の事例のひとつひとつを眺めていただきたい。
目次を読んでいるだけで、
「この本、使えそうだなぁ~」
という気がしてきます。


そして、我が子、または気になっている教え子に当てはまりそうな事例の項目のページを開いていただきたい。

私だったら
【事例02】読み書きだけでなく、聴くことが苦手な子には?
あたりでしょうか…

NG対応例も、OK対応例も短い文章ながら、対処法だけでなく、しっかりと『何故そうなってしまうのか』『苦手や特徴の背景』『原因と思われること』が書かれているので、読んだ人にセンスがあれば、対応法のバリエーションを自分なりに増やしていけそうな柔軟性もあります。


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この『気になる子がぐんぐん伸びる授業』は、『小六教育技術』という雑誌に連載された原稿に加筆修正したものだそうです。

基本的には、小学校高学年の児童を念頭において書かれているそうですが、小・中学校9年間を通して使えるノウハウだということです。

読んでみて、私も9年間十分使えそうだと思いました。


17あるコラムも読み応え十分で、短い文章に、どうしてこんなに平易に大切なことを過不足なく盛り込めるのか、感動ものの文章の上手さです。

著者はノンフィクションライターさんだということですが、実用書としての内容の充実度と使いやすさ、読みやすさのほかに、著者のライターとしての力量のすごさに、感動しました。

こんな文章書けたらいいなぁ~、と、ダラダラ長文書きの自分はうらやましくてなりませんでした。

本の内容も熟読に値しますが、文章を書く上でのお手本としても、手元に置きたいと思った私です。



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