『「親力」で決まる! 子供を伸ばすために親にできること』は、現役の小学校の先生のメールマガジンから生まれた本です。

21年間の著者の教師としてのノウハウが詰まっています。

そして、教師だけでは子どもは育たない、親の力が大切なんだということを、『具体的な方法とともに』教えてくれています。
(学校教育の責任を親に押し付けているわけではありません)

発達障害を持つ子供向けに書かれたものではありませんが、子どもの『苦手』を、親力(おやりょく)で伸ばそうというテクニック本ですから、『苦手』の多い発達障害を持つ子どもに役立つ情報満載です。

『楽勉(らくべん)』…楽しみながら 楽をしながらやる勉強

それをプロデュースするのは親である、という先生のわかりやすい、短い項目別の具体例は、本当にすぐに実践できる簡単なものばかりです。

この本を読めば、親も楽して子育てできそうな気がしてきます。(^_^)


特に気になったのは、P31の

『親力5』
「拾い読み」の子は、「追い読み」と「部分完成法」で直す事ができる


です。
LD(学習障害)疑いの娘・チビひめが小学校に入ってしばらくしたら、チビひめといっしょに実践してみようと思っています。

* * * * *

この本を読むと、この先生(著者)の眼が、常に子どもたちの方に向いていたのがわかります。

本当に子どもの力を伸ばそうとしてくださる先生は、親のやる気や親の力も伸ばせる先生なのですね。

考えてみれば、親の協力なしに、学校(教師)だけで子どもの教育をするわけでも、できるわけでもないのですから。

子どものことを本当に考えている先生は、親の存在もしっかり視野に入れて、親力もバッチリ活用しようというわけです。

* * * * *

こういう先生ならば、たとえ療育の素人であっても、『苦手』のある児をサポートできるんだろうな。

子供本人の様子をしっかり把握する眼を持っていらっしゃるだろうし、親(保護者)の言葉にも耳を傾けることができるんだろうなぁ~。




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