『十人十色なカエルの子  ~特別なやり方が必要な子どもたちの理解のために』

この本は、Qさんのためにアスペルガー症候群関係の本を探している中で出会いました。
学習障害・ADHD・アスペルガー症候群など発達障害全般に触れた、本とも絵本ともいえるかな。

さまざまな特徴を持つカエルの子(絵がいい味出してます[emoji:e-250])が、
①困った場面やトラブルを起こした場面が描かれていて、
②何故そうなってしまうのか、なぜそうしてしまうのかの説明がなされ、
③そんな時にまわりのカエル(人)が、どうすればいいのかが描かれています。

すぐ読めてしまうわりに、内容の濃い、何度でも繰り返し見る価値のある本です。

ノロリのクラスには、ADHDと思われる子と、アスペルガーが疑われる子がいて、授業中も休み時間も日常的にトラブルが起きているので、この本をノロリといっしょに見ながら、
「A君がこんなことした時あったよね。そうしたらノロリはこうすればよかったんだね」
とか
「B君って、いつもこんなだけど、わざとしてるんじゃないのかもしれないね。この前は叩かれて痛かったけど、今度こんなことがあったら、こうしてみるといいかもね」
と話し合いしました。

B君はノロリといっしょにいることを好むので、自由にグループ決めするときなど、いつも同じ班になるので、近くにいる分、叩かれたりすることが多いです。(筆箱など硬いもので叩いたりするので、時々保健室で借りたアイスノンで頭を冷やしながら帰ってきます。)

「うん。ボクこうしているよ。でもわざとじゃなくても、やっぱり(叩かれると)痛いんだよ」
(そりゃそうだ!)
「わざとじゃなくても、叩くのはもちろんダメだね。でもB君はうるさいのが苦手だから、静かにしてあげたり、まわりの子にも静かにしようよって言ってあげたら、叩かなくなるかもよ。休み時間は騒いでもいいけど、教室はダメだよ。騒ぐのは外でね。」

毎日B君に叩かれて、学校に行き渋るそぶりを見せていた時に出会ったのですが、この本を読んだ後はむしろ積極的にB君と遊ぶ約束をしてきたりしています。
B君に叩かれるから学校に行きたくない…というようなことを言っていたのに
「今日、B君と約束したんだ。遊んでいい?」
ときかれた時は
(えっ)と思いましたが、その表情を読んだのか、私が返事をする前にノロリは急いで
「ボクいやじゃないからね!無理してるんじゃないからね!本当に遊びたいから、ね、いいでしょう?」
とまくし立てました。
「はいはい、もちろんいいですよ」

というわけで、おすすめの本です。(2005.3.5)


十人十色なカエルの子 特別なやり方が必要な子どもたちの理解のために
十人十色なカエルの子 特別なやり方が必要な子どもたちの理解のために




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