発達障害関係の本・ご紹介Blog

~『パパはアスペルガー!』の副ブログ~ 発達障害に関する本の書評を、アスペルガー症候群の夫を持つ配偶者の視点から、書いて見ようと思います。

『発達障害関係の本・ご紹介Blog』お引越しのお知らせ

あまりにも『発達障害関係の本・ご紹介Blog(旧URL⇒http://hime3books.blog21.fc2.com/)』を放置していたため、ご紹介した本へのリンクが切れてしまっていました。

また、メインブログの『パパはアスペルガー!』の更新も長い間滞っていたので、本の紹介はメインブログのサイドバーにタイトルだけお知らせしていました。

最近、またお知らせしたいな、と思う本が増えたり、少し時間が作れるようになった(と思う…)ので、『発達障害関係の本・ご紹介Blog』を更新しやすくするために、ライブドアブログにお引越ししました。

記事はすべて移行できたと思いますが、リンクなど不具合がありましたらコメントなどでお知らせくださると助かります。

メインブログともども、今後ともよろしくお願いいたします。



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『ねこは青、子ねこは黄緑 共感覚者が自ら語る不思議な世界』

文字や音に色がついて感じられたりするなどの共感覚の持ち主パトリシア・リン・ダフィーが、共感覚の説明や(アメリカでの)社会認知の歩みなどを綴った本です。





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共感覚については、説明するのが難しいので、本書を読んで理解していただきたいと思います。

もちろん、日本人にも、共感覚の方はいらっしゃいます。
ぜひ、こういう不思議な感覚をお持ちの方がいらっしゃるということを、知ってほしいと思い紹介してみました。

娘を見ていると、
人間って本当に不思議で多様で複雑な生き物だなぁ~
と実感できるのですが、この本を読むと、もっと人間ってすごい!とびっくりすると思います。


+++


もうひとつ、この本をご紹介した理由があります。

それは、著者や、その友人たちが、非共感覚者にではなく、同じ共感覚者に抱く、激しい憤りというか『イライラ』や『許しがたい、受け入れがたい』感情を持つ、という記述があり、そのような感情を抱く理由の分析が書かれているからです。

例えば、ある共感覚者Xさんにとって『A』は『赤色』なのに、別の共感覚者Yさんにとって『A』は『青色』であったりするらしいのです。
が、これは、XさんYさんともに、とうてい相手の言っていることを受け入れがたいことなのだそうです。

Xさんにとって『A』は『赤色』だということは、自分では変えることの出来ない『事実』であり、Yさんが『A』は『青色』だということは、『間違っている』のだそうです。
Xさんは、Yさんに、激しい怒りさえ覚えるそうです。

非共感覚者に対しては、
『A』は絶対に『青色』である、などと『間違った主張』
はしないので、こういう激しい感情を抱くことはないようです。


+++


時として、定型発達者から見ると理解できない、非定型発達当事者間の激しい論争が何故起こるのか、この本を読んで、原因がつかめたように感じました。(89ページ前後の記述を読んで)

自分と感覚が違うからといって社会から排除しないで欲しいと、定型発達者に訴える非定型発達の当事者の方が、
同じ非定型発達者に対しては
「自分と違う」
と言って、激しい攻撃をする。

定型発達者から見ると、理解しにくい当事者の方の気持ちを知る上で、この共感覚者の書いた本は、とても役に立つと思います。


ぜひ、ご一読下さい。



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『発達障害だって大丈夫 自閉症の子を育てる幸せ』

著者は『アイコ16歳』の作者、堀田あけみさんです。
作家の他に、教育心理学者としても研究を重ねられている著者が、発達障害児の母として、書かれた本です。






* * * * *


作家の書いた本だからといって、『文学調』の文章で書かれているとの先入観で読み始めた私は、まず、その文体にぶっ飛びました!

“流暢でなめらかで流れるような日本語”
を想定して読み始めたら、ぜんぜん違って“ぶっちゃけ話調”?

正直言うと、むっちゃ若い子の書いた文章みたいで、接続詞の使い方がよくわからなくて、オバサンの私には(といっても著者の年齢とは近いのですが…)とっても読み難かったです。
(途中で意味がわかんなくなって、何度も読み返したり…)


でも、とても心に残って、忘れることのできないフレーズがありました。

今日できたことが、明日もできるとは限らないのが、発達障害




何度も出でくるこのフレーズに触れていて、ハッとしました。

私はつれあいのQさんのアスペルガーのこと、まだまだ理解していなかったんだなぁ~
って。


子供だけではありません。
大人の発達障害者だって、

今日できたことが、明日もできるとは限らない



のは、同じです。


まさにその通りなのに、ついつい日常生活では、そのことを忘れて怒ってしまいます。


頭では理解していたはずのことを、ストンと心に落としてくれたこの本に、感謝します。



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プロフィール
・アスペルガー症候群の夫:Qさん
・1996年生まれの息子:ノロリ
・2001年生まれのLD娘:チビひめ
との生活に、孤軍奮闘中。

メインブログの『パパはアスペルガー!』
で、いろいろ愚痴っています。
はじめにお読みください
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