発達障害関係の本・ご紹介Blog

~『パパはアスペルガー!』の副ブログ~ 発達障害に関する本の書評を、アスペルガー症候群の夫を持つ配偶者の視点から、書いて見ようと思います。

『子育て・楽天主義』 赤ちゃんは「ゆったり」がいちばん

『子育て・楽天主義 ~赤ちゃんは「ゆったり」がいちばん』
この本「子育て・楽天主義」は、お医者様であり、知的障害を持ったお子さん(もう成人していらっしゃいます)のお父様でもある著者が、「ゆったり」子育てを薦めている本です。

1章から6章は夜泣きやミルクなど、赤ちゃんに関する具体的な話です。
7章から9章で、今の日本で(障害のあるなしにかかわらず)子育てをするお母さんたちの「苦しい」状況が書かれています。
そして、もっと手を抜いたって大丈夫、とおっしゃってくれています。

「苦悩の子育て」を強いられているお母さんたち…。
私には、このブログを通じてお知り合いになった方々の多くが、お父さんも含めて、とてもつらそうに感じられるので、この本を紹介しようと思いました。

現在も、私は、前ほどではないけれど、つらいのだと思います。もしも毎日が楽しくて楽しくてたまらなかったら、睡眠時間を大幅に削って、眼の下にクマさんを飼いながらパソコンに向かう…という生活はしていないと思います。

障害を持っていなくても子育ては大変。それは、子育てに関するブログが大賑わいなのを見てもわかりますよね。私も、昨年の四月までは、一日の中で話をする大人は、夫だけ…というような子育て環境にいましたから(しかも、夫とは話しが通じなかった…)、誰か大人とと話したくてたまりませんでした。
毎日毎日、子どもとだけ居る生活が、苦しくて苦しくてたまりませんでした。
そんな私に、まだ、ちびひめが生まれていなかった頃ですが、友人が読んでみて良かったから…と、送ってくれたのがこの本です。

7章の“なぜ子育てはたいへんか”は、とても考えさせられます。
私たちの“たいへんさ”を、うまく文章にしてくださっていると思います。
赤ちゃんの子育ての本ですが、大きなお子さんの親御さんでも、今の日本の子育て事情を考える上で、一読の価値があると思います。(2005.3.13)


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『十人十色なカエルの子』

『十人十色なカエルの子  ~特別なやり方が必要な子どもたちの理解のために』

この本は、Qさんのためにアスペルガー症候群関係の本を探している中で出会いました。
学習障害・ADHD・アスペルガー症候群など発達障害全般に触れた、本とも絵本ともいえるかな。

さまざまな特徴を持つカエルの子(絵がいい味出してます[emoji:e-250])が、
①困った場面やトラブルを起こした場面が描かれていて、
②何故そうなってしまうのか、なぜそうしてしまうのかの説明がなされ、
③そんな時にまわりのカエル(人)が、どうすればいいのかが描かれています。

すぐ読めてしまうわりに、内容の濃い、何度でも繰り返し見る価値のある本です。

ノロリのクラスには、ADHDと思われる子と、アスペルガーが疑われる子がいて、授業中も休み時間も日常的にトラブルが起きているので、この本をノロリといっしょに見ながら、
「A君がこんなことした時あったよね。そうしたらノロリはこうすればよかったんだね」
とか
「B君って、いつもこんなだけど、わざとしてるんじゃないのかもしれないね。この前は叩かれて痛かったけど、今度こんなことがあったら、こうしてみるといいかもね」
と話し合いしました。

B君はノロリといっしょにいることを好むので、自由にグループ決めするときなど、いつも同じ班になるので、近くにいる分、叩かれたりすることが多いです。(筆箱など硬いもので叩いたりするので、時々保健室で借りたアイスノンで頭を冷やしながら帰ってきます。)

「うん。ボクこうしているよ。でもわざとじゃなくても、やっぱり(叩かれると)痛いんだよ」
(そりゃそうだ!)
「わざとじゃなくても、叩くのはもちろんダメだね。でもB君はうるさいのが苦手だから、静かにしてあげたり、まわりの子にも静かにしようよって言ってあげたら、叩かなくなるかもよ。休み時間は騒いでもいいけど、教室はダメだよ。騒ぐのは外でね。」

毎日B君に叩かれて、学校に行き渋るそぶりを見せていた時に出会ったのですが、この本を読んだ後はむしろ積極的にB君と遊ぶ約束をしてきたりしています。
B君に叩かれるから学校に行きたくない…というようなことを言っていたのに
「今日、B君と約束したんだ。遊んでいい?」
ときかれた時は
(えっ)と思いましたが、その表情を読んだのか、私が返事をする前にノロリは急いで
「ボクいやじゃないからね!無理してるんじゃないからね!本当に遊びたいから、ね、いいでしょう?」
とまくし立てました。
「はいはい、もちろんいいですよ」

というわけで、おすすめの本です。(2005.3.5)


十人十色なカエルの子 特別なやり方が必要な子どもたちの理解のために
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『みんなのためのルールブック ~あたりまえだけど、とても大切なこと~』

『みんなのためのルールブック ~あたりまえだけど、とても大切なこと』

この本、うちでは子供版をノロリにプレゼントしたのですが、ノロリ(小2)と一緒に夫も一項目ずつ丁寧に読んでいます。(読んでくれるようお願いしました)
私が言葉でいろいろ言うよりも、よく理解できるようです。
枕元に必ず常備(?)してあります。
もう何回も読んでいますが、息子の方が出来ている項目が多いので、Qさんはちょっと落ち込んでいます。ですが、自分のことを客観的に認識する手助けになっているようです。わかりやすくて、気持ちがやさしくなれて、とてもよい本ですね。

たとえば、話を聞くときは話している人の方を見る…なんてところ、ノロリはできていますが、Qさんはできません。
それどころか、Qさんは私が話をしても、返事をしてくれないのですが、
「Qさんがわかったのかわからないのか、私にはわからないから、返事して」
といくら言ってもダメでした。
でも、私がこの本のページを開いて渡して、
「ほら、小学生だってできることだよ。やったほうがいいことなんだよ。最低限のルールなんだからさっ」
と言い、
ノロリが
「かーさん、ボク、この本の中のこと、いっぱい出来ているね。」
と嬉しそうに言うのを聞いて、
「あー、オレって小学生以下かぁー」
など、ぼやきながらも、思い当たる節があるのか、ほっぽりださずに読んでいます。

私もノロリやちびひめに教えてきたことが載っているので「間違ってなかった!」と確認してホッとしたり、
「同じことを言ってるけど、こういう風に言った方が、確かにわかり易いなぁ」
と参考にしています。

どんなご家庭でも、(子どもがいなくても)読んでみる価値はあると思います。
大人でも、子どもでも、人と接する時のルール・マナーって基本は同じですからね。
ビジネスマンにもお勧めしちゃいます。
そして、アスペルガーの方にも、是非読んでいただきたいです。
この本に書いてあることが、“考えてもみなかったことだ”と感じたら、これを参考になさったら、もう少しスムーズに非自閉圏の人たちとコミュニケートできるのではないでしょうか。
少なくとも、不愉快な誤解をされることが減るような気がします。

書いてあることが、できなくても、やらなくても、いいと思います。
ただ、非自閉圏の最低の「お約束事」ってこんなことかー、と知っておいて損はないのではないでしょうか。あくまでも、参考程度に考えていただいて…ですが…。


みんなのためのルールブック [ ロン・クラーク ]
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プロフィール
・アスペルガー症候群の夫:Qさん
・1996年生まれの息子:ノロリ
・2001年生まれのLD娘:チビひめ
との生活に、孤軍奮闘中。

メインブログの『パパはアスペルガー!』
で、いろいろ愚痴っています。
はじめにお読みください
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